こんにちは、α Linkの加藤です。
私は航空業界に勤務する傍ら、「航空業界をもっと身近にしたい」「航空業界で得たノウハウを共有し、活用したい」という思いで副業を始めて、今年で6年目を迎えます。
副業を始めた当初は一人でスタートしましたが、最初の半年間はお客様からの依頼もなく、リリースしたサービスもうまくいきませんでした。何度も心が折れそうになりましたが、創意工夫の楽しさが支えとなり、トライアンドエラーを繰り返していくうちに「マーケティング」の重要性に気付きました。そこで、マーケティングの基礎から応用まで実践を通じて学びました。
このマーケティングの知識を実際に活用するようになってから、売上が伸びていきましたが、次に直面した課題は、発注が増えることで自分の時間が圧迫され、結果的にお客様への納期が遅れてしまうことでした。
そこで気づいたのが、「適切な業務量の把握」と「仲間」の存在です。幸い、私は志を同じくする有能な仲間たちと出会うことができ、その仲間たちと共に事業を進める中で、適切な業務分担により納期を守りながら、スタートアップを中心とした企業様へ新たな価値を提供することができました。その結果、月40万円の収入を得ることができるようになりました。
「航空+副業」では、日勤・シフト勤務といった業務形態、さらに一般職・管理職という立場の中で副業を進めてきた私の実体験をもとに、得たノウハウや経験を皆さんにお伝えします。これにより、副業へのハードルを下げ、効果的に結果に結びつける方法をお伝えしていきたいと考えています。
今回のテーマは「会社員が副業を効率良く実施するコツとメリット」です。
近年、副業を持つ会社員が増えてきました。無理なく副業を進めるためには、日勤勤務やシフト勤務など、それぞれの勤務形態に合った効率的な方法を考えることが大切です。副業は収入アップやスキルアップなど多くのメリットをもたらしますが、日勤とシフト勤務ではその進め方に違いがあるため、各々の特性に合わせたコツを押さえておくことが成功の鍵となります。
今回は、日勤勤務とシフト勤務それぞれの会社員が副業を効率よく実施するためのコツと、そのメリットについて解説します。
副業のメリットとは?
副業には、金銭的なメリット以外にもさまざまな利点があります。
1. 収入の増加
副業の最大のメリットは、やはり「収入の増加」です。特に本業の仕事だけでは生活水準に不足を感じている方や、将来に向けて資産を増やしたいと考える方にとって、副業は有効な手段となります。副業の収入が本業にプラスされることで、生活が安定し、余裕が生まれることで、精神的な余裕も生まれます。
2. スキルの向上
副業を通じて新しいスキルを学ぶことができます。例えば、ライティングを始めた場合、文章力やSEOについて学び、仕事に役立てることができます。デザインやプログラミングのスキルを身につけることもでき、それが本業にもプラスの影響を与えることがあります。副業での経験は、自分の市場価値を高める良い機会となります。
3. 自己成長とモチベーションの向上
副業を通じて得られる達成感や自己成長は、日々の仕事に対するモチベーションを向上させる要因となります。新しい仕事に挑戦することで自信がつき、成果が出たときには大きな満足感を得られるでしょう。成果が出なかったときでも、本業では得られない新たな学びを得ることができます。このポジティブな体験は、仕事にも良い影響を与えることが多いです。
4. ネットワークの拡大
副業をすることで、普段接することがない業界の人々とネットワークを広げることができます。これは本業の仕事にも良い影響を与える可能性がありますし、将来的に新たなキャリアのチャンスを得るきっかけにもなり得ます。
5. リスク分散
副業を持つことによって、もし本業が不安定になった場合でも収入源を分散することができます。特に経済的に不安定な時期や、業界の変動が激しい場合、安定した収入源を複数持つことは安心感をもたらします。
副業を効率良く実施するコツ
日勤勤務の場合、年間の繁忙変動を考慮したスケジュールを立て、平日の副業時間にはバッファを設ける
日勤勤務の会社員は、基本的に定時で仕事が終わることが多く、仕事後や週末に副業を進めやすい環境にあります。しかし、繁忙期などで本業が忙しくなると、時間通りに仕事が終わらず、副業に充てる時間が限られてしまうこともあります。こうした状況に備えて、年間を通した繁忙期の予測を踏まえたスケジュール設定が重要です。
具体的には、以下のようなポイントを考慮しましょう。
- 年間の繁忙期やイベントに合わせて副業の時間を調整
繁忙期には副業に割ける時間が少なくなるため、平日や週末の副業時間を調整する必要があります。 - 平日は副業にバッファを設ける
例えば、平日夜に副業の作業を1~2時間確保する際、予定通りに本業が終わらない場合に備えて、少し余裕を持たせておくことが大切です。これにより、残業やトラブルが発生しても、無理なくリカバリーできます。 - 週末はまとまった時間を確保
週末に集中して作業できる時間を確保し、1週間の中で進められなかった作業を片付けることができます。 - 空き時間を有効活用
昼休みや通勤時間など、隙間時間を利用して小さなタスクを進めることもできます。これにより、長時間の作業が難しい平日でも、効率よく進めることができます。
注意点
特に平日、副業のタスクを詰め込みすぎないようにすることが重要です。例えば、「平日の◯◯時までにお客様に納品する」「平日の◯◯時に打ち合わせをする」など、予定を詰めすぎてしまうと、本業に予期しないトラブルが発生した場合に副業の対応が難しくなります。
もし、副業の納期や打ち合わせに遅れが生じる可能性がある場合は、事前にお客様にその旨を説明しておくと、スムーズに対応できます。例えば、「〇〇の事情で、予定変更が発生する可能性がある」と伝え、柔軟に対応できるようにしておきましょう。
スケジュール管理のポイント
全体的なスケジュールやTo Doリストは、スケジュール帳やアプリを活用して管理しましょう。これにより、計画的に副業を進めることができ、無理なく続けやすくなります。
シフト勤務の場合、シフト表を前もって確認して計画的に時間を確保
シフト勤務では勤務時間が不規則なため、あらかじめシフト表を確認し、空いている時間帯を計画的に副業に充てることが非常に重要です。日勤と共通して言えることは、「年間を通した繁忙期の変動を考慮し、無理に予定を詰め込みすぎないこと」です。
オペレーティブなシフト勤務では、基本的に定時に業務が始まり、終わることが多いですが、イレギュラーな出来事が発生した場合、予定通りに退社できないこともあります。そのため、繁忙期などは仕事終わりに副業の時間を設ける際、時間に余裕を持たせることが大切です。
シフト勤務のメリット:空き時間を有効活用できる
シフト勤務の最大のメリットは、空いている時間を有効に活用できることです。特に、閑散期やアイドルタイム(手待ち時間)が発生することが多いため、その時間を副業に充てることが可能です。通常の会社員が仕事をしている時間帯に副業を進められるのも大きな利点です。また、シフト勤務では平日に休みが取れることが多いため、平日稼働している企業との打ち合わせがしやすく、副業を進める上で非常に有利です。
具体的な時間の使い方
- アイドルタイムを活用して軽い作業をこなす
手待ち時間や、特に忙しくない時間帯に軽い作業を進めることで、効率よく副業を進められます。 - 早番から遅番への切り替わり時に生じる比較的長いインターバルを副業に充てる
勤務シフトが切り替わる間のインターバルを利用して、まとまった時間で集中して作業を行うことができます。 - 連休には副業に多くの時間を充て、単休日には少なめにする
連休を使って集中して作業を進め、単休日には負担を減らして休養するなど、自分の時間とのバランスを考慮した時間配分を行いましょう。
まとめ
今回は、日勤・シフト勤務の会社員が副業を効率よく実施するためのコツとそのメリットについてお伝えしました。自分の働き方やライフスタイルに合った副業を進めることで、無理なく収入アップやスキル向上が実現でき、充実した生活を手に入れることができます。
副業には、金銭的なメリットだけでなく、スキルや人脈の拡大、自己成長にもつながります。自分の時間をうまく管理し、柔軟に対応しながら進めることで、今まで見えなかった新しい世界が見えてきます。
次回の記事では、日勤・シフト勤務においても柔軟に対応しやすく、高収入が目指せる副業の種類についてご紹介します!どんな副業が自分にぴったりなのか、そしてどんな方法で将来に繋がる収入を実現できるのをご紹介しますので、ぜひ次回の記事をお待ちください!
副業を通じて、さらなる成長と収入アップを目指して一緒にチャレンジしていきましょう!